ルアーコントロール!

ルアーのポジションも決まりボートスピードを調整して、さてトローリング開始！
その後、皆さんはどうしていますか？私の場合ですが、水温変化や潮目・鳥山などを探す事はもちろんですが、ボートの操船によりルアーにアクションを付けています。実際にやっている事は単純です。ルアーが絡まない程度に蛇行させる、ここぞというポイントでは旋回させながらボートスピードも変化させます。
理由は、ルアー自体もアクションはしているのですが、どうしても綺麗に泳いでいるイメージがあり、変化の有る動き、特にイレギュラーな動きを出したい為に、このようなボートコントロールをします。これには、下田のチャーターボートでの経験が元になっています。
キャプテンは、元突きん棒漁師の方で、カジキを見つける｢目｣を持っていました。
それに加え、魚が見えている為、進行方向を見据え、ボートスピードをコントロールすることで、カジキを掛けにいくのです。その時、船速が早くルアーは水面を飛び出してしまう、もしくは波に乗ってしまい完全に水から飛び出てサーフィン状態になっていて、俗に言う、「ダメな泳ぎ」でしたが、見事にカジキがヒットしてきたのです。それも、ヒットする瞬間に、カジキが船の後ろに回ったと、言ったと同時にドラグ音が響き見事ヒットしてきました。この経験から、カジキへのアピールや喰い気を上げる為に、私も流している最中はボートを使って常にルアーに変化がおこるように心掛けています。
皆さんもカジキを目撃したポイントや他のボートがヒットしたポイントなどで試してみて下さい。