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リールのセッティングについて

ボートフィッシングで使われるリールには、大きく分けるとスタードラグ方式とレバードラグ方式という二つのタイプがありますが、ここではカジキ釣りで一般的に使われることの多い、レバードラグ方式を例に解説しましょう。

 
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カジキ釣りに使われるレバードラグ方式のリール

 

まず最初に使用するラインに合わせたドラグ設定を行います。設定を間違えると、強すぎた場合はカジキがヒットした瞬間に一発でラインが切れます。またその逆にドラグ設定が緩すぎた場合には、ラインブレイクしない代わりに、いくらリールを巻いてもラインは延々と引き出されてファイトが長引き、結局のところラインブレイクをしたり針を外されてしまうことになります。しっかりとフックアップし、その後もプレッシャーを掛けられるくらい強く、それでいてラインが切られないというドラグ設定をするのは初心者にとってなかなか難しいものです。

 

リール=ドラグ設定と覚えても差し支えがないほどドラグ設定は重要な準備ですが、現在のレバードラグ方式では計測方法さえ間違わなければ、比較的容易にセッティングが行えるようになっています。
ラインクラスに対してのドラグの許容範囲は、ラインクラスの1/4~1/3(25~30%)の範囲に設定するのがセオリーです。例えば80(37kg)ポンドクラスの場合は約12kg,~9kg、50ポンドクラスなら6~8kgが標準値となります。これらの数値に合わせてドラグを調整しますが、必ずロッドホルダーに固定した状態で目盛りストッパー機能がついている“ドラグテスター”を用いて正確な数値を計測することが大切です。(バネ秤を使うと数値が変動し読みにくいので本項ではドラグテスターをお勧めします)

 
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ロッドは必ずボートのホルダーに入れて、十分にウォーミングアップしてテストを行い、メインのロッドやハーネスはリグで固定する。

 

準備が整ったら、まず接触面を慣らすためにウォームアップを行います。想定しているドラグ強度に近いと思われる設定で、ラインを引き出しては巻く。これを3,4回行ってアタリを取ります。ウォームアップを終えたら、ラインの先端にドラグテスターを掛けて引きます。スループが逆転してラインが引き出された時、ドラグテスターが示している負荷の値がドラグ値となります。
ドラグを許容範囲の強めにするのか、緩めに設定するのかは、その人の釣り方で変わります。強めのドラグで素早くカジキを寄せ、弱らないうちにリリースを心がけることも可能ですし、ラインを繰り出しながら長時間のファイトを楽しむこともできます。よく岸壁の上で走りながらラインを引き出す光景を見受けますが、そこまでやる必要もありません。ゆっくりとスムーズに、スプールが2、3回転するくらいの長さを引き出せば十分です。

 

リールの説明

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