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アウトリガーについて

スポーツフィッシング向けのアウトリガーには、材質・特徴により、さまざまな役割を持っています。
日本で多く使われている物は、材質により分けて二種類になると思います。
海外などでスタンダートなアルミ製、日本を中心にしたグラス素材やFRP製のものです。
アルミ材質は、主にスポーツフィッシング向けで、ラインをリリースする事を前提としています。
また、アメリカのメーカー・製品の物がほとんどです。
種類も豊富で、ボートサイズや取付位置などにより様々な製品が有ります。
何といっても見た目がカッコよく、油圧装置の取付けが可能な事など機能と見た目のバランスがとても良いです。

FRP・グラスソリッド製は、リリースする事を目的としていませんでした。
その理由は、日本のアウトリガーは、昔から行われていた、曳き縄釣りに使われていた為に、弓角やタコベイトにアクションを与えること、もしくは、バクダンやヒコーキなど抵抗が大きい物を曳っぱる事を考えて、弾力の有る、FRPやグラス素材が使われていたのでしょう。
しかし、今では進化を遂げ、FRPポールにアルミやステンレス製取付けホルダーを組合せ、引き縄釣りにもスポーツフィッシングにも対応した製品が有ります。

 

【アウトリガーの長さ】
長さは、長ければ長いほど有利です。
単純に高い位置から曳く事が出来、広げれば広げるほど遠くへルアーを流す事が出来る。
それに加え、外側に広げた分だけ中間からもハリヤードライン、ロープなどを使い、ティーザー・ヒコーキ等を流す事が可能。

しかし、長いといってもボートとのバランスを考えずに選んでしまうと、ボートの走りに影響を及ぼし、更には、船体の取付個所に負担が掛り災厄は破損にも繋がります。
ボートに適した長さと取付方法からアウトリガーを選ぶ事が大切です。

 

【アウトリガーの取り付け】
アウトリガーホルダーを用いてポールを差し込むタイプとそれらが一体型になったタイプが有ります。

どちらも重要なのは取付け位置と角度です。
スポーツフィッシングでは、ロッドとリールが不可欠であり、アウトリガーから流す場合は、セットしたラインが出来るだけ直線的になるようにしなければなりません。
これを、間違えてしまうとラインを傷めたり、ノックアウトクリップがうまくリリースされないなどトラブルの原因にもなります。
また、アウトリガーは艤装品の中でも目立ちやすい装備です、ボートとの見た目のバランスもとても重要で、カッコよく見せる事も大切です。

 

 

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